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心と臓2014年06月25日 15:15


私たちが造り上げたもので、連綿と休みなく80年間も動き続けるものは、非常に少ない。
私たちの「生命の源-心臓-」は、故障はあるが、通常止まることなく鼓動を打ち続ける。
最後は動きを止め、宿っていた「心」という概念とともに、臓器もこの世を去る。
最近、生きるもの、生命の素晴らしさをすごく実感することが多い。老いの性だろう。

狭い敷地の我が家の軒先や木々に、鳩や百舌鳥などの鳥たちが、巣を造って雛を育てている。
誤って卵が巣から落ちたり、蛇や猫に襲われたことも幾度かあった。
それでも、多くの雛たちが巣立っている。
あるとき、雛6匹がピーピー泣いてるので、空腹なのかなと可哀そうに思い、豆乳に浸したパンくずを雛に食べさせていたら、親鳥から手を突かれた。
親鳥は、雛のためにはわが身を顧みず、人をも攻撃してくる。
何か、昔の人の世みたいで、清々しく愛らしい。
虐待や育児放棄のニュースを聞くにつけ、鳥の世を眺めるのも勉強になる。

誕生2014年06月25日 08:51


よく行く運動公園で、最近生まれたばかりの小さな雀が、元気よく囀りながら、餌を探している。
生命を得た喜びを全身で表しているようで、見ていてうれしくなる。
この先どういう試練が待ち受けているのか考えると、他人事ながら心配になる。
でも、元気な囀りからは、そんな不安は微塵にも感じさせない。
世の中、知らなことが幸福なことも多い。年寄の冷や水。

相違2014年06月19日 20:27


昨日異なる食パン2斤を買った。何とはなしに表示データをみて愕然とした。
  食パン 価格(¥) 熱量(kcal)蛋白質(g)資質(g) 炭水化物(g) Na(mg)
   A   200     840     23     12      162    1342
   B    78     162     4.6     2.7      29.9     327
見た目は同じ量の6枚スライスの食パン1斤だが、質の相違がかなり大きい。
でなければ、こんな価格差は企業努力だけでは無理だと再認識した。
購買側の質に向ける眼力が、企業の繁栄を左右する。